技術レポート

Raise3Dドアノブの作成

Raise3DPro3シリーズのドアノブをRaise3Dで作成した事例をご紹介します。

Raise3DPro3の純正ノブはRaise3D社のロゴマークとなっています。

純正のドアノブは外見上優れていますが、マグネットで固定されたフロントドアを開閉する際、指先でドアノブをつまむような形になるため開閉がしにくいです。

日本3Dプリンター技術部でRaise3DPro3シリーズに対応したドアノブを作成しました。

純正ノブは取り外した後、裏側にネジの受けとして使用します。

純正のネジを流用し、正面からネジ止めし完成です。

ドアノブに指をかけた状態でドアを開閉するため、開閉がしやすくなりました。

3Dプリンターのサポート付着面は造形が荒れます。

このモデルではノブの内側にサポートが形成されるため、取手内側の手触りが気になる場合は、モデルをABSで造形し研磨することによって滑らかに仕上げることも可能です。

Raise3DPro3シリーズの純正部品を流用し、追加工を必要とせず取り付けることが可能です。

このように3Dプリンターを使用し、既存製品のユーザビリティを向上させました。

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