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ideaMaker4.2.1リリースノート

2021.10.21

平素よりお世話になっております。
日本3Dプリンターでございます。
このたび、IdeaMaker バージョン4.2.1がリリースされました。
こちらをクリックすると、ダウンロードできます。
主な新機能3つを下記に記載します。

新機能①
「シングルシェルサーフェスモード」オプションを追加しました。
このオプションを有効にすると、モデルのすべての構造が単一のシェルで造形され、
インフィル、上部ソリッドフィル、下部ソリッドフィルは造形されません。
このオプションは、翼型などの軽量化のために肉抜きされたデザインのモデルを造形する場合に役立ちます。

この設定は類似のスパイラルベースモードよりも造形できるデータの形状に制限が少ないですが、
造形物に継ぎ目となる開始点が発生します。

*設定方法*
スライスを始める→【詳細設定】→【レイヤー】→【その他】→【シングルシェルモード】にチェックを入れてスライス

新機能②
造形不良のリスクを避けるために、オーバーハング領域に継ぎ目を配置しないオプションを追加しました。
この機能はデフォルトでONになっています。

*設定方法*
スライスを始める→【詳細設定】→【レイヤー】→【各レイヤーの開始位置】→【オーバーハングに縫い目を配置しないでください】にチェックを入れてスライス

チェック無しだと赤丸部分の厚みが少なく樹脂がノズルの熱で垂れ落ちやすい部分に開始点を設定してしまいます。

チェックを入れる事で垂れ落ちのリスクが少ない厚みのある個所に開始点を自動で設定してくれます。
基準となるオーバーハングの数値については、スライスを始める→【詳細設定】→【その他】→【オーバーハングシェルの検出】→【オーバーハングシェルの角度】の設定で変更が可能です。

新機能③
スタートで選択したモデルのみをスライスする設定が追加されました。
これにより複数のモデルを配置したままの状態から造形したいモデルのみを選択してスライスできるようになりました。

*設定方法*
① スライス画面左のスパナのマークがあるメニューバーの上から2番目(三のマーク)をクリック
② 【アクティブモデルのみをスライス】にチェック
③ STLデータ毎にリストで表示されるので造形しないSTLのチェックを外す

チェックを外したSTLデータがプレビュー画面から非表示になりました。
この状態でプレビューに表示されているSTLデータのみがスライスされます。
チェックを再度入れ直すことで同じ位置に復元することが可能です。
これにより従来の不要なSTLを手動で削除し必要な時はSTLをインポートする手間を省くことができます。

ideaMakerは定期的に新しい機能のアップデートを行っています。
今後の機能改善のためにフィードバックなどがございましたらお気軽に弊社にお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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