日本3Dプリンター編集部 Raise3Dチーム
日本3Dプリンター株式会社では、3Dプリンターや3Dスキャナーの導入を検討している方向けに、最新の情報を発信していきます。
Raise3DサイトTOPページはこちら今回は、インタビュー形式で「Primal Design.Labo 合同会社」様から事例を紹介させていただきます。
インタビュー内容は以下になります。
会社名:Primal Design.Labo 合同会社
業種:デジタルマニュファクチャリング事業
ご担当者:芦田 様
使用されている3Dプリンター名:Raise3D N1/Raise3D Pro2/Raise3D Pro2 Plus(いずれも販売終了) 合計3台
現在は後継となるRaise3D Pro3,Pro3 Plusをご案内しています。
「模型あるデザインレビュー/イメージを具現化させる」という会社理念のもと、デジタルマニュファクチャリング事業を行っています。工業部品などの製造業の他、建築業界とのコネクションを持っており、それらに関わる模型製作を3Dプリンターを活用して製作しています。
治具製作、建築模型製作、家具などのプレゼンテーション用模型製作に利用しています。
紙図面を元に3DCADで3Dプリンターに適した形状へ3D化を行い、3Dプリンターで出力しています。着色という方法もありますが、今回の写真事例では色紙を貼り付けることで、色の再現をしております。
紙、スチレンボード、アクリルなどを切り取ったり、張り付けたりした従来の製作方法でした。
従来の模型製作方法は、完全な手作業ですので、大変面倒でした。3Dプリンターで作るなら、CADデータさえあれば、自動的に印刷できます。納期面はだいぶ改善され、Raise3Dは造形失敗も少なく、人件費と材料費などが殆ど要らないので、コストも削減できました。そしてCADデータを一度作成したら、何度でも印刷することができ、複製が非常に容易になりました。
人件費の大幅削減、また従来の納期は2~3週間かかっておりましたが、5日にまで短縮することが可能になりました。
使用機種名はRaise3D Pro2(販売終了)になります。(※現在は後継となるRaise3D Pro3をご案内しています。)
使用フィラメントはRaise3D 純正プレミアム PLA白になります。
今回は、一軒家は階ごとに分けてプリントしました。
建築業界にあたっては、着色機能があれば良いなと思います。建築業界で着色の付加価値は非常に大きいものになります。その着色定義を行える専用ソフトは少なく、CGへのエクスポートが基本で3Dプリンティングへの意識がまだまだ低いです。工業業界に関しては、POMなど機能性樹脂、軽金属の造形、印刷速度の向上を期待しています。
3Dプリンティングの未来は、デジタルマニュファクチャリングの中での3Dプリンターの位置付け次第、つまり、社会実装と量産がカギとなっています。低価格帯の機能性樹脂、スーパーエンプラ素材を開発し、デジタルツインを行う誤差、位置関係をリンクする3Dソフトとの連携を望んでいます。
今回は、インタビュー形式で「Primal Design.Labo 合同会社」様を紹介させていただきました。
3Dプリンターについて詳しく知りたい方は、是非お問合せ下さい。
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