メンテナンス

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【Pro2】造形がうまくいかない時 ~確認事項~

2021.06.11

造形がうまくいかない時、下記事項をご確認ください。
(原因が特定できない場合は弊社サポートページからご連絡ください。)

A、ノズル詰まり
完全に詰まった状態でなくとも、ご使用いただいている内にフィラメントのカス等がノズル内に付着し出が悪くなることがあります。
また、ノズルの交換目安として約 1000 時間でございますが、ご使用方法や環境によっては前後する場合がございます。特に複数種類のフィラメントを一つのノズルでご使用されますと、詰まりが発生しやすくなりますので、こちらもご確認をお願いします。

B、設定温度
フィラメント推奨温度と異なる場合、うまく造形ができません。
各フィラメントの推奨設定値は bin データとしてOFPフィラメントページ に掲載がございます。

C、アクリルカバー
PLA などのフィラメントは冷却する必要があり、カバーを外す必要がございますが、逆に ABSのような熱収縮率の高いフィラメントは外気にさらすと変形しやすいのでアクリルカバーを被
せる必要がございます。
各フィラメントの条件についてはOFPフィラメントページ をご参照ください。

D、必要オプション品
フィラメントの種類によっては、フィラメント回転台や PTFE ノズルヒーターなどのオプション品の併用が必要なものがあります。
各フィラメントの推奨オプションはOFPフィラメントページ からご確認ください。

E、ノズルの高さ
ノズルの高さが高すぎても低すぎても造形不具合の原因になる場合がございます。
造形がうまくいかない時は、再度ノズル高さ調整をお試しください。
デュアル造形の場合は左右のノズル高さ調整を必ず実施してください。
デュアル造形時のノズル高さ調整方法について:よくある質問ページにご参照ください。

F、タッチパネルバージョン、ファームウェアバージョン、ideaMaker のバージョン
上記 3 点が最新バージョンかご確認お願いします。
ダウンロードページ

G、ビルドサーフェス
ビルドサーフェスの交換目安は約 100 回の造形です。
使用回数が増えると徐々に粘着力がなくなり、造形物の底面が反る原因になります。(劣化が考えられる際の応急処置として、造形前に市販のスティックのりをビルドサーフェス
に塗布していただくと、粘着力を改善させることができます。)
張替方法:Pro2 メンテナンスマニュアル

H、ファン
Pro2 であれば 3 つファンが付いていますが、いずれも回転が遅くなっていたり、異音がする、羽が折れている、異音がする場合はファンの不具合が考えられるので、ファン交換が必要とな
ります。(ファンの表裏を付け間違えると、ノズルづまりの原因になりますので、表裏お間違えないようお気をつけください。緑色のシールは必ず内側です。
参考動画

I、カップリング
シャフトとモーターの間にある部品で、衝撃を緩和する役割があります。こちらのネジが緩んでいる、もしくは正しい位置で取り付けられていない、もしくは破損していると、造形が乱れます。
カップリング確認方法:
Pro2 メンテナンスマニュアル

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