2021.06.24
造形がうまくいかない時、下記事項をご確認ください。
必要に応じて部品の交換を行います。
A、ノズル詰まり
完全に詰まった状態でなくとも、ご使用いただいている内にフィラメントのカス等
がノズル内に付着し出が悪くなることがあります。
また、ノズルの交換目安として約 1000 時間でございますが、
ご使用方法や環境によっては前後する場合がございます。
特に複数種類のフィラメントを一つのノズルでご使用されますと、
詰まりが発生しやすくなりますので、こちらもご確認をお願いします。
B、設定温度
フィラメント推奨温度と異なる場合、うまく造形ができません。
各フィラメントの推奨設定値は bin データとしてOFPページに掲載がございます。
C、ノズルの高さ
ノズルの高さが高すぎても低すぎても造形不具合の原因になる場合がございます。
造形がうまくいかない時は、オフセットキャリブレーションを再度お試しください。
([ タッチパネル右上の歯車マーク ]→[ メンテナンス ]→[ オフセットキャリブレーション ] から実行いただけます。)
D、必要オプション品
フィラメントの種類によっては、PolyBox™フィラメント湿気防止ボックスなどのオプション品の併用が必要なものがあります。
各フィラメントの推奨オプションはOFPページ からご確認ください。
E、タッチパネルバージョン、ファームウェアバージョン、ideaMaker のバージョン
上記 3 点のご確認お願いします。
ダウンロードページより最新バージョンの確認、ダウンロードが可能です。
※誤って Pro2、N2 シリーズ用のファームで更新されますとメインボード故障の原因となりますので、間違えないようお気をつけ下さいませ。
F、ビルドサーフェス
ビルドサーフェスの交換目安は約 100 回の造形です。
使用回数が増えると徐々に粘着力がなくなり、造形物の底面が反る原因になります。
※劣化が考えられる際の応急処置として、造形前に市販のスティックのりをビルドサーフェスに塗布していただくと、粘着力を改善させることができます。
G、ファン
一つのヘッドに 2 個ファンが付いていますが、いずれも回転が遅くなっていたり、異音がする、
羽が折れている、異音がする場合はファンの不具合が考えられるので、ファン交換が必要となります。
(ファンの表裏を付け間違えると、ノズルづまりの原因になりますので、表裏お間違えないようお気をつけください。緑色のシールは必ず内側です。
参考動画
A~G ご確認後も改善されない場合は下記データを添付の上、お問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
①stl データ
②g コードデータ
g コードは下記手順にてダウンロードいただけます。 ideaMaker→スライスを始める→スライス→エクスポート(もしくはローカルディスクへ書き出す)
③シリアルログ
シリアルログはタッチパネルの右上ギアマーク→詳細設定→シリアルログ→輸出する、でデータを USB にダウンロードすることができます。
④造形物のお写真
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